基礎経済科学研究所は関西に本拠地を置くものの、毎年一度開催している春季研究交流集会および研究大会では北海道、四国、岐阜、名古屋などでの開催もあり、今回は鹿児島で開催することとなりました。現地で活躍されている研究者、市民との交流の場としても生かしたいと考えています。
日程:2010年3月13日(土)13:30-17:30 14日(日)10:00-17:00
会場:鹿児島国際大学 7号館
参加費:1,000円 (学生等500円)、受付で報告要旨集を差し上げます。
懇親会費:5,000円 (学生等3,000円)
※ 当日参加受付可能です。
7号館2階726教室が休憩室となっております。
<プログラム予定>
第1日目 3月13日(土)
13:30-17:30 共通セッション 会場:7号館2階725教室
テーマ:「鹿児島から現代の貧困を問う」
コーディネーター:馬頭忠治(鹿児島国際大学)
報告者:森岡孝二(関西大学)
「強欲資本主義の時代とその終焉」
小沢修司(京都府立大学)
「貧困に抗するベーシック・インカム戦略」
堀ノ内洋一(NPOかごしまホームレス生活者支えあう会理事長)
「鹿児島のホームレス支援から見た貧困の実相」
天羽浩一(鹿児島国際大学)
「社会的扶養から子どもの貧困を問う」
18:30- 懇親会 (錦江高原ホテル) ※大学から無料送迎バスがあります。
〔鹿児島国際大学→懇親会会場→坂之上→谷山→鹿児島中心部〕
第2日目 3月14日(日)
10:00-12:30 並行セッション
第1会場 テーマ:地域づくり 会場:7号館2階729教室
コーディネータ:小淵港(愛媛大学)
報告1:高島拓哉(大分大学)
「地域コミュニティにおける無償労働」
報告2:松尾匡(立命館大学)
「まちづくりの段階転換」
第2会場 テーマ:世界経済危機と現代資本主義 会場:7号館2階725教室
報告1:梶原太一 「経済危機の勃発と企業内容開示制度の発達」
報告2:金谷義弘(宮崎大学)
「原油価格高騰と現代資本主義―投機と通貨の運動をめぐる理論的考察―」
第3会場 テーマ::中国とモンゴル 会場:7号館2階724教室
コーディネータ:大西広(京都大学)
報告1:川崎敬一(都城高等専門学校)
「風力発電機が結んだ国際交流」
報告2:康上賢淑(鹿児島国際大学)
「中国のアパレル産業」
報告3:大西広(京都大学)
「暴動でさらに悪化した民族間の対立」
第4会場 テーマ:「憲法と平和」 会場:7号館2階726教室
コーディネータ:中村浩爾(大阪経済法科大学・名)
報告1:山本晃正(鹿児島国際大学)
「憲法改正と民主党―鳩山由紀夫の改憲案を中心に―」
報告2:飯田泰雄 「政権交代と憲法改正問題
第5会場 テーマ:階級論とパート労働 会場:7号館2階723教室
コーディネータ:森岡孝二(関西大学)
報告1:青柳和身(岐阜経済大学)
「晩年エンゲルスの階級論はマルクスの永続的階級認識を継承しているか
―奴隷制を中心に―」
報告2:中野裕史(関西大学大学院)
「パートタイム労働市場の変容と非正規雇用」
13:30-17:00 共通セッションU 会場:7号館2階725教室
テーマ:「経済危機とグリーン・ニューディール」
コーディネータ:金谷義弘(宮崎大学)
報告者:藤岡惇(立命館大学) 「現下の経済危機とその背景および今後の課題と展望」
八木正(鹿児島国際大学)「市民の立場から見たエネルギー・環境問題」
八尾信光(鹿児島国際大学) 「グリーン・ニューディールの可能性」
コメンテータ:阪本将英(専修大学)
第3日目 3月15日(月) エクスカーション
知覧などの南薩視察
【お知らせとお願い】 →アクセス(大学公式HP)
児島空港から鹿児島国際大へは下記のどちらかの方法でお越しください。なお、3月13日は学生食堂も学内レストランンも開いていませんので、鹿児島空港か鹿児島中央駅で昼食を済まされるか、お弁当を購入して下さい。(中央駅構内と、東隣のアミュプラザの5〜6階には多くのレストランがあり、その地階や駅の構内でも様々な弁当が販売されています)。
鹿児島国際大学へのアクセス方法
@空港から谷山行きリムジンバスに55分間乗り、終点「卸本町中央」から大学までタクシーに15分乗って大学に向かう方法。
(9:25、10:05、11:45、12:15発の便があります。電話099−261-4181の玉林タクシー等に迎えのタクシーを予約して下さい)
A空港から鹿児島中央駅までリムジンバスに約40分乗り、指宿枕崎線に約20分乗ると坂之上駅、南西の高台に向かって約20分歩く方法。
(駅前のタクシーを利用すれば650円程度)。
*鹿児島国際大学は鹿児島市中心部から南南西約15キロ、鹿児島市坂之上8−34−1にあります。
坂之上駅から線路沿いに南へ200メートルの踏切で右折し、西に向かって300メートルの所にある二つ目の信号で左折、南に向かって150メートル行くと大学の正門。正門から緩やかな坂道を150メートル登ると3階建ての大学本館・案内板に到着。会場の7号館はキャンパス内の北西の端(図書館の北西側)にある四角い5階建ての建物です。
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