基礎研WEB政治経済学用語事典

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 自由時間

 自由時間は、余暇時間であるとともに、人間が発達のための高度な活動をおこなう時間である。マルクスによると真実の経済とは労働時間の節約であり、真実の富とは労働時間の節約による自由時間の増大である。
 
 資本主義の下では、機械生産による労働時間の節約は労働者の自由時間の増大とはならずに、資本のための剰余労働時間の拡大に転化され、富は労働者の人間発達のためのものではなく、資本にとっての富に転化する。
 
 

(1)マルクス『経済学批判要綱』
(2)基礎経済科学研究所編『人間発達の経済学』青木書店、1982年。